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NTT-MEによるeスポーツ&VRの特別授業

電気科では今年度、教室で実施するすべての授業で、企業や大学の方にお越しいただいて授業を実施していただく「出前授業」を取り入れています。

今回は電気科2年生の2クラスを対象に、昨年に引き続きNTT−MEに御協力を頂き、「電子計測制御」の授業で出前授業を実施して頂きました。

前半では、通信の成り立ちや生活の中のネットワーク設備について学びました。クイズ形式の授業もあり、生徒は楽しく取り組んでいました。

通信やネットワークの仕事について


iPadでネットワーククイズを解く生徒

さらに、NTTグループが力を入れている「eスポーツ」についても解説をして頂きました。ゲーミングPCを持っている生徒も多いので、とても楽しそうに授業を聞いていました。

PCやゲーム機によるゲームをスポーツとして考えるという歴史は浅いものの、将棋や囲碁、競馬、モーターレースなど、時代の移り変わりで、様々な遊びが「競技」として変化していきました。
単なる「ゲーム」ではなく、ネットワークを生かした新しい「競技」であることを説明して頂きました。

eスポーツ専門の学校も開校

今回は特別に、eスポーツや産業界でも活用が進んでいる「VR(仮想現実)」技術を生徒が体験させていただくコーナーも設けて頂きました。

本校は工業高校ですから、VRのコンテンツは「安全教育」に関するものです。仮想空間でNTTの社員として、高所作業でケーブルを切断したり、切断したケーブルを撤去したりするのですが、脚立を押さてもらう指示をしないと上っている途中で脚立が倒れる、交通整理を指示しないと走ってきた車と接触するなど、VRだからこそ、あえて事故を体験できる貴重なコンテンツでした。

VRゴーグルを装着する生徒


友達同士で記念撮影


コンテンツもかなりリアル


本当に高所作業をしているようで足がすくみます

生徒の授業が終わった後はもちろん、待ちに待った「職員体験コーナー」です。電気科の先生はもちろん、相浦校長先生にも体験していただきました。皆さん、脚立から落下&脚立が転倒、車と接触事故、ケーブルを下に落下させるなど、工業高校の先生とは思えない大惨事となり、生徒とともに非常に楽しい時間を過ごすことが出来ました。

実際の映像は非常にリアルです
ついついあたりを見渡してしまいます
校長先生もVR体験

今後も電気科では様々な企業や大学に御協力を頂き、最新のテクノロジー等を生徒に広く学んでもらい、その後の探求的な活動に生かしたいと思います。