TES2024でプログラミング講座
10月12日(土)、13日(日)に東京学芸大学(小金井キャンパス)で開催された教育イベント「Tokyo Education Show 2024(TES2024)」に、電気科の片岡先生がプログラミング講座の講師として参加しました。
TES2024は、教育に関心のある大学生を中心に、企業、NPO、高校生のボランティアなどが企画した教育イベントです。
今年は、「教育は楽しい!かっこいい!」をテーマに開催されました。
小中学生とその保護者、教育関係者を中心に、たいへん多くの方が訪れるイベントになりました。人気の教育系ユーチュバーなども参加し、かなりの盛り上がりでした。
片岡先生の講座は、「p5.jsで学ぶCreative Coding」です。本校からも、理科の伊藤先生が参加してくれました。キーボードを打つこともままらない小学生に向けて、JavaScriptでコーディングをさせるという、非常に無謀に思える講座でしたが、保護者の方に生成AIを使って頂き、親子でコーディングを行うことで、さまざまな作品が完成しました。
中学生の参加者は、15分程度のテトリスのようなゲームを作成したり、小学生の参加者はサッカーボールが物理法則に基づいてバウンドするアニメーションを作成したりと、電気科の生徒に負けないくらいのクリエイティビティを発揮していました。
小学生の聞くと、「Scratch」や「VISCUIT」も楽しいが、コードベースのプログラミングは「プログラマーみたいで楽しかった」とのこと。
保護者の方も、無料なので自宅でも引き続きJavaScriptを勉強させたいと言っておりました。
最後にまとめとして、言葉遣いについてみんなで考えました。
生成AIは非常に便利です。特にプログラミングに関しては「人が作り出した言葉」なので精度良く生成してくれます。
だからこそ、生成AIに対して、的確な指示(プロンプト)を投げかけなければ、正しい答えは返ってきません
これは、お父さんやお母さん、友達との会話も一緒だよね。丁寧な言葉、しっかりと意味が分かる言葉で伝えないと、喧嘩になったりする。
ここにいる皆さんは、「言葉の大切さ」を考えて行動しましょう。
ということを確認して、授業を終えました。
キッチンカーなども出店しており、国立大学の雰囲気も味わうことが出来る楽しいイベントでした。また、大学生の皆様の熱意もすばらしく、公立の高等学校として、大学生が積極的に教職を目指して貰えるような環境作りをしていかなければならない!ということにも改めて気づかされました。
(Photo by Takuya Sogawa)