CEATEC2024を見学
電気科では、コロナ禍で見送っていた幕張メッセで実施されるCEATECの見学を、昨年度より再開しました。
CEATECとは、最新のICTや半導体技術など、これからのSociety5.0時代を支える技術の展示や紹介を行う、「デジタルイノベーションの総合展」です。
本校の電気科では、普通高校で実施する「情報Ⅰ」、「情報Ⅱ」の内容を積極的に取り込んだ「工業情報数理」と「プログラミング技術」。センサや制御の学習を行う「電子計測制御」、半導体やセンサそのものの仕組みを学習する「電子技術」などで、CEATECで展示されている様々なICT、電子デバイスに関係する学習内容の基礎を学んでいきます。
生徒も毎年CEATECの見学を楽しみにしており、就職先や進学予定の大学がCEATECに出展していたため、そのブースにあいさつに行く生徒もいました。
技術的な興味ももちろんですが、各社が用意してくれている趣向を凝らしたノベルティやイベントも生徒は楽しみにしています。
キャラクタを形取ったシールなどは女性陣には人気でした。
先生方も参加した「半導体業界 人生ゲーム」。片岡科長と白石副科長のコンビは「ノーベル賞」を受賞しました。
今回のイベントは、電気科全職員と電気科の担任・副担任を受け持って頂いている普通教科の先生全員で参加しました。
工業の先生だけ、一部の先生だけでなく、教職員全員が参加する!というのは、電気科に関係する先生方が、皆、生徒と一緒に勉強をしようという気持ちの表れです。
この電気自転車は、1回の充電で30km走り、時速6kmのモードだと歩道も走れるそうで、先生方も通勤で使いたいと言っていました。
電気科は、千葉県内の公立高校の中で、通信系の国家資格である「工事担任者試験」の合格者数がトップです。写真のデモは、無線通信であるにも係わらず6Gbps近い実測値で指向性のデータ伝送を行うシステムです。本校の校舎にもこのようなシステムが欲しいところです。
今年度の電気科では、CEATECの参加だけでなく、「すべての教室での授業」で、最低1回以上、企業と連携して授業を行っています。
電気科に入学する予定の皆さんは楽しみにしていてください。