電気科 夏季体験入学を実施しました
令和6年7月31日(水)に電気科の夏季体験入学を実施しました。中学生の皆さんとその保護者を合わせて、200名近い方に電気科の授業実習を体験していただきました。
今回の講座は5種類。「授業を受けてみたい」という声もあり、今回は模擬授業も実施しました。
やさしい電気工事体験
電気科では2年生の5月から7月に、全員が国家試験第2種電気工事士にチャレンジします。今回の体験では、本当の電気工事で使う「VVFケーブル」や「差し込みコネクタ」、「片切りスイッチ」などを使って、電気工事の体験を行いました。
中学生・保護者の感想:
説明がとてもわかりやすくて良かったです。電気工事系のお仕事にも興味が持てました。生徒のみなさんが質問に答えてくださり、電気科のいろいろなことを知ることが出来て良かったです。
電子工作体験
本校の電気科は電気科は、「モーター」「発電」「送配電」などの『強電』という分野を学習しますが、電子回路の仕組みや、実際に回路を制作する実習も多くあります。今回は、日本技術士会の御協力も頂き、LEDコマを制作しました。
中学生・保護者の感想:
ハンダ付けなどをして、コマが実際に出来上がり、生徒の皆さんのお話を聞けて、学校生活がイメージで出来ました。
シーケンス超入門
本校電気科の生徒に人気の就職先は、鉄道やエレベーターやエスカレーターのメンテナンス、電気制御システムのメンテナンスです。そこで必要なのは「制御の技術」です。現場ではコンピュータによる制御を行いますが、今回はあえて、基本となる「リレー」を使って制御回路を組んでみました。
企業の研修でも、基本となる「リレー」は必ず使うそうです。
中学生・保護者の感想:
在校生の方が親切で好感が持てました。女性の先輩がハキハキと質問に答えてくださいました。もっと難しい回路にも取り組みたい!
レーザーカッターによるデジタル工作体験
2022年に完成した「ICTクラフトルーム」。すべてのコンピューターがApple社のMac。そこには、生徒が自由に使えるレーザーカッターや3D切削機、金属彫刻機があります。今回は、その中でも電気科の生徒に大人気の「レーザーカッター」を中学生の皆さんに体験していただきました。
中学生・保護者の感想:
レーザーカッターや、AdobeIllustratorを使えたのが楽しかった。皆さんが丁寧に学校の良さを伝えてくれて、入学してみたいと思えるような説明でした。資格試験のことなども丁寧に教えてくれました。
iPadを活用した『情報』の模擬授業体験
電気科1年生で学ぶ「工業情報数理」。生徒全員が「特別な授業」、「これまでに受けたことのない授業」、「生徒と先生で作り上げる授業」という感想を持つ、電気科が誇る授業のひとつです。今回は入学時に全員が購入するiPadを中学生の皆さんに貸与。ApplePencil、GoodNotesを活用して、GoogleGeminiを使った生成AIの活用やその仕組みを学びました。
多くの電気科の授業で採用される「話し合い」「グループワーク」を通じて、お互いの意見を尊重する大切さも学んでいただきました。
中学生・保護者の感想:
先生の教え方が丁寧で不安が減りました。在校生の方々しっかりされていて良い印象を受けました。電気科のいつも授業の雰囲気が伝わりました。
電気科では、令和6年9月21日(土)に「秋季体験入学」を実施します。今回の体験とは「ひとつも同じものがない」、楽しい講座を設定します。楽しみにしていただければと思います。
「オマケ」
夏季体験入学予告ビデオ