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AI(機械学習)の実習スタート

今年の夏に電気科の生徒がインターンシップに参加した際、AIによる画像認識技術が企業で利用されていました。

そこで電気科では、3年前から授業に取り入れている「文章生成AI」、AdobeFireflyを用いた「画像生成AI」に加えて、「機械学習による画像認識」の授業を今年からスタートしました。

授業は、まずAIを体験してもらうことからスタートします。電気科の生徒は、ChatGPTやGoogleGeminiにより文章やプログラムを生成すること、AdobeFireFlyで画像を生成することには慣れていますが、体を使った作業をAIで認識させるという体験はほとんどないため、iPadなどを使って体験します。

ApplePencilを使ったフリーハンド画像を、AIに認識させる
AIが出すイラストクイズをApplePencilで描き、AIに挑戦する
機械学習の確率による認識体験

そして、いよいよカメラとAIを活用するプログラミングを行います。実習ではあえてPythonは使用せず、小学校で習った「Scratch」から「AIライブラリ」を使用することで、画像認識の便利さ、どのようなことに応用できるかということを考えて貰います。

画像認識AIを使った人体ポーズの認識
機械学習をつかったじゃんけんプログラムの開発

このような事を3時間の実習で学びます。
実習後は
機械学習について
深層学習について
シンギュラリティについて
をGoogleスライドで報告して貰います。
また、口頭試問で「機械学習について」、担当の先生とのやりとりがあります。成績はルーブリックにより評価されます。


AIに「グー」を学習させる様子


AIに「チョキ」を学習させる様子


「Macを使ってプログラミング」

電気科ではICTに関する新しい実習を「試み」として導入しています。毎年変わりますので、市川工業高校の電気科に興味を持っている皆さんはぜひ楽しみにしてください。